クレギオン#6 ユニヴァース・エンド(1996-1997) / (c)有限会社ホビー・データ


PC登録情報

キャラクター番号:C0611
キャラクター名:リファゴット・ロウェンティル
年齢:23歳
性別:女
キャラクタークラス:サイキック・ウェポン
時代:近地球圏大戦
一人称:私 二人称:あなた
口調:「〜よ」「〜わ」女口調

髪の色:淡い金 瞳の色:緑
肌の色:白 髪型:肩より下ぐらいまでのストレート
身長:175cm 体重:57kg
体格:スレンダー 知識:標準並の教育は受けた
好きなもの:(未記入) 嫌いなもの:自分勝手な人・事
得意:料理 苦手:(未記入)
職業技能:支援、知覚/自我
個人技能:生物学/地質学
趣味技能:乗馬/笛
普段持っているもの:手のひらサイズの横笛(兄から貰ったもの)
特別能力:(お任せ)

性格:普段はしっかり者で理知的な言動が見られるが、極度の緊張状態に陥ったり怒ったりすると、自分でも何をやっているのか判らなくなる。
 キレる23歳。強がり弱い子。
自由設定1:15の時両親が死亡、双子の兄と共に農家の叔父夫婦に引き取られた。
 両親からの待遇は良くなく一時は不良になりかけていたが、死後は変な兄を支えるべくしっかりものに育つ。
 その兄が勤めに出、農場を継ぐ決意をした矢先に「ユリー計画」に巻き込まれる。
 叔父夫婦はまだまだ現役で、おおらかかつ能天気な人柄なのであまり心配されていない。
自由設定2:子供の時にあまり良くない事があったので、弱い者の力になりたいと思っている。同じ理由から、暖かい家庭に憧れを持っている。
自由設定3:誰かが死ぬことで悲しむ人が大勢生まれる、ので基本方針は人命尊重。
 最近は自分の立場とのギャップに悩んでいるが、せめて自分と周囲の人達くらいは守りたいらしい。

雑感

自由設定中にしつこく登場する兄ですが、最初はコレをPCにしようと思っていたらしいです。クラスはサイキック・ドクター。でもあまりに変態だったのでやめました(何) 趣味はお笑い、伝統芸能。無表情でどんとこい民謡をクールに口ずさむ。そんな兄。

第5回、去勢手術つき強化人間『イクレティ』に志願したパイロットは3名。いずれも男性PLさんの操る女性PC。なんとも。
男性PCの睾丸なくなるのがイメージ的にみっともないというのはなんかわかる。子宮がなくなろうと女子は女子って感じもする。けど、なんかこうも背後霊が野郎ばっかりだとキャラクター扱いなのかって気がしないでもない。多分女子からみた男子PCの方にもそういう感覚はあるだろうし相対的なモノなんだろうけど、面白いなぁ、と。


行動履歴

第1回:C3 恒星系破壊兵器 担当/水城正太郎

「これだから“味”のわかってないやつは!」
 ジェイクは呆れたように言った。それにリファゴット・ロウェンティルとルカ・マルファスがくってかかる。
「殺すなんて……。誰かが死ぬことで悲しむ人が大勢出るのに」
「できれば争いなんて無いほうがいいでしょう?」
「きれい事を言うな!」
 ジェイクがキレた様子で叫ぶ。

初回リアクション。リアクションが縦書きでびっくり。全6枚・本文全16ページはまあなんとか。登場人数130人強でポカーン。名簿の■の数かぞえましたともよ。今も(ぇ) 157人(´д`) でも確かコレ重複して載ってる人いるんじゃなかったかな。
Σそして無意識のうちにPC名をパクってしまってたこと判明 わわわわマジごめんなさい……!! 首吊りたい;;;
……みっともなくも言い訳するに多分個性まで覚えてなかったせいだと思った。全面的に描写量が少ないんだもの。出ては消え感というか、内容よりも詰め込みっぷりに目がいっちゃってました。これまで少人数のとこばかりにいたせいもあるのかなぁ。
両陣営ともにPC達は数人ずつの部隊を組んでいます。当方、ジャヴァウォッキーに配属。
サイキックのうち6名が恒星系破壊兵器に改造。局長(NPC)が次回の使用を宣言。

第2回:C3 全ての破壊 担当/犬川荘子

★アクション
クーデターの呼びかけに参加。一般市民が訳も判らず戦争に巻き込まれるのはやはり嫌だと思うPC。しかし平和な世界を勝ち取る為に戦いを手段とするわけにはいかない。主導者氏の放つ“抽象的で残酷なイメージ”に加え、こういう甘い考えを持った者もいるよと補足する。バカは宇宙を救う。
#今気づいたがバカ=兄貴という実体験が背景にありそうな感じで、かなりの重度ブラコンアクション。

 『オレは、平和な世界を作りたいんだ』
 そのテレパシーはサイキック・ウェポンだけでなくサイキック・ドクターたち、そしてクォドランドのパイロットたちにも聞こえた。
 『軍隊は人間を操り、物としか扱っていない。けれどオレたちにだって自由を得る権利はあるはず』
 リックの言葉に得体の知れないイメージが重なる。そこにリファゴット・ロウェンティルもメッセージを添える。『そう思っているのは一人じゃない』、と。
 『皆で、平和な世界を作るにはどうすればいいか考えよう』
 この戦場にいる全員がこのメッセージを受け取った。

で、いきなりのマスター交代。GM忙しいんならシナリオ受け持たなきゃいいのにとか思ったり。
クーデター勃発。キャヴァリアーパイロット4名が捕虜に。次回洗脳を宣言。

第3回:C3 ロマン組曲『星砂舞う宙海』 担当/緋村縺

★アクション
平和目的のクーデターである以上、こちらから攻撃するような行為はあってはならない。
しかしストライキのように戦闘に参加せず無言の抗議というのは無視されるか消されるかのどちらかになるだろう。サイキックウェポンはその名の通り兵器、つまりモノである以上。
但し、前回のメッセージ送信の際、局長がメッセージの発信元を遮断し、反乱分子の特定を防ぐような行動に出た意図がよく掴めない。
とはいえ体制側にこちらから接触するのは処刑確定の自殺行為と判断。
待ちに徹しつつ頭数を増やし、無視できない規模の勢力を形成したい。

 戦況が落ち着きつつあるのを見計らい、『ジャヴァウォッキー』を中心とする面々は医務室へ赴く。その先頭に立つのはリック・ハミルトン。左右にはリファゴット・ロウェンティルにフィン・ロックシード。その後ろからも続々と賛同者が続いている。
 「まず、仲間達のマインドコントロールを解くんだ。そして一人でも多く同志を募る。そのためには、サイキック・ドクターの力が必要だ。彼らをさらおう!」  リックの提案に頷くのはリファゴット。
 「確かに、今は頭数を増やすのが賢明だわ。平和を目的とする以上、こちらが力尽くで局長を排除してはいけない……かと言って、何も行動しないのでは無視されるだけ。多数派を形成することが先決かしらね」
 「ああ、そうだね。平和を語るのに暴力に訴えては矛盾もいいところ。説得を試みるに限ると私は考えるよ」
(中略)
 「リック、フィン。どうします?」
 リファゴットが傍らの二人の顔を交互に見る。このままレオン達の説得に応じて大人しく従うか、それとも彼らと戦うか。リファゴットの単純な問いには隠された意図がある。
(後略)

判断できないなら推理するなりしようぜとかそういうことはさておいても
二択かよ! 凄いな自分(何
で、再度マスター交代。全6回のゲームなのに……
この回緋村マスターは全員のパスポートに私信を書かれたそうです。
でも急にリアクションがゴージャスなオペレッタになってびっくり。いいぞもっとやって。
高機動輸送艦ヴェリーテの内乱はサイコキャヴァリアーの介入により叛乱側に大勢が傾く。体制側の生き残りは巡航艇レギュラシオンに乗船、脱出。同盟軍先遣艦隊を加え、一線に繋がった形で地球・SOL方面を目指す。

第4回:樹1 担当/樹里祐二

アクション未提出にて未着ブランチ逝き;
ゲーム中でのサボり理由は大量のりんごを食して腹痛ということにしてみました。実家から届いたとか。いいのか。
いつもの用紙に絵とかマンガが印刷されてるのは新鮮でたのしげです。わらびもちは食べないようにします。
本編“銀無垢のオペラ『幾星霜の年輪』”の方は洗脳パイロット大活躍。ヴェリーテ艦内で操舵員等の叛乱が勃発。準恒星系破壊兵器の大量生産が可能に。クォドランド同盟側には『選民』プロジェクトと呼ばれる、去勢手術を伴う強化兵士計画が発動。
各勢力はいよいよSOLに迫りつつ、最後の時代に飛ぶことも可能に。

第5回:C3 ヴァイオリン協奏曲『暁星と破軍星』 担当/緋村縺

★アクション
ハナシがややこしいのでリファさんブチキレ。アクションほぼ全文ひらがな(良い子はまねしてはいけませn)
SOLの存在意義などについて。以下リアクション抜粋に前提が転載されていますが。
SOL自身はこのような視点は持っているのか、作った者が他の時代の人間と、人間以外=優越人間だからわかってもらえないのか。余計なお世話なのかムダなのか。
SOLを壊そうという意図ではなく接触を試みる。

 エミールに続き、リファゴット・ロウェンティルもSOLに質問を重ねる。
 「SOLはそもそも人類が滅びないようにするためにヨハネス達に創られて、でも洗脳とかで強引だから迷惑で、クォドランドの政治家の人々は自分達のことしか考えていなくて、阿呆だからしなくてもいい戦争までしている……単純に考えるとすれば、要するにそういう事だと思うのよ」
 SOLは反応を見せない。続けるリファゴット。
 「彼らは自分達以外の人のことを考えていないから、結果として悪い困り方をしなければいけないのだ、とは思わない? 自分を大事にした上で、人のことも考えられるのが理想ではないかと思うのよ。もちろん、強制ではなく自分の意思で、ね」
 {自己の利益のために行動するのは、人間の根源的な欲望であり、その解消は遥か古代から理想とされてきました。ですが、未だにそれは達成されていません。自己の欲望のために行動する人間が大多数であり、私はあなた方の中にもそれに該当する構成分子の存在を認めます}
 リファゴットの理想は疑いなく素晴らしいものである。
 だが。
 人類は未だその理想を達成出来ていないのだ。故にSOLは必要とされたのだ。恐らく、その理想はカスミ・ランドールとも合い通じるものであろう。

フィン氏にリアコピーを頂いて、とりあえず状況把握。自分の出ていないリアクションはかなり読みづらいものですが。
それにしてもうわー私ヘタレ! 正直遅刻ったり文章量多くて読むだけでいっぱいいっぱいだった記憶。緋村マスター大変だったろうなぁ(ノд`;)ごめんなさい。優しいなあ。けどその優しさがゲームとしては果たして本当にいいのかってところですね。まあ、会費もたかかったんだけども。
緋村マスター、私信ですごく良いアクションだと思いますよとフォローしてくれたのが染み入ります。でもこれムリにアクションに仕立て上げてるカンジっぽいし思想というか、本文中にあるとおりの理想だしなあ(つw`。)
人はどこに行ったのでしょうか。そんなクレギオンっぽい疑問につながる回答であったと思いますが。
あと、ニューウェイヴRPG。流石というか、もう。ホントこのマスターにもたれて良かった。
ヴェリーテ撃沈。共時性が発動。サイキックの脳髄を抽出培養し最終超能力兵器とする『太陽の瞳』プランが発動。準恒星系破壊兵器2体により太陽が超新星化、SOL消滅。
大障壁の出現。地球圏は外界と遮断され、中には月、レヴィストロス、第九艦隊、人工衛星『ソルフェージュ』。

第6回:C3 神聖祝典歌劇『光輝ある瀟洒な星屑』 担当/緋村縺

★アクション
ソルフェージュに愛とごはんとへっぽこを!
#……最初の一行は簡単なアクションのまとめになるよう書いていたのですが、このフレーズは小見出しにまで引用されちゃってもうなにがなんだか。
前回の回答などを踏まえて。平和はみんなでアインになるか、神とでも呼ぶべきものにならない限り無理らしいので、もう少し対象を絞って個人的で主観的なしあわせを追求することになりました。
大障壁というものができ、外について考える必要がなくなりました。きっと誰かが死なないと出られないようですが、もしこの中で生きていけるのなら別に出なくてもいいと思います。
そこで、ブルーになっているだろう皆さんにおいしいごはんをつくってあげたいのです。候補:怖いバーベキュー、前々回たべたりんごの種の栽培。書きながら、絶望的な物資のなさだなぁとは思いつつ。
笑顔で。仲間にこれ以上狂ったり死んだりしてほしくないから。

 シュパアアアアアアア……
 ソルフェージュの外にいたラーが鳴動した。
 可憐な乙女の駆るサイコキャヴァリアーに討たれたのだ。ソルフェージュは衝撃に吹き飛ばされる。その波動を身体に受けながら、リファゴットは思う。
 「このまま私は死んでしまうのかしら……」
 リファゴットの淡い黄昏色の髪は爆風に煽られ、華奢な体躯は中空を舞う。
 「もし、そうなったとしたら――」
 先程まで眼前に坐っていたドクターは、既に塵と化していた。ラーが断末魔に発した恒久を反射しながら、ソルフェージュの金属片の骸は銀河を流れていった。
 何処かそれは、真夏の陽光を反射する小川のせせらぎに似ていた。
 「――宇宙の何処かで。私の身体を苗床にして、お腹の中の種が芽吹いてくれるといいなあ……」

個別リアクション。……島流しというか。
今思うに完全に戦争放棄で現状に力いっぱい背中向けてて逃げのような!(つw`。)
ただ、最後の一兵まで戦うという、それだけが唯一の美徳とされるわけでもないですから。これはこれで人間としての一つの姿とか言ってみますよ。セルフフォロー。
他のPCさんがたにも、大体4〜5人くらいずつの小人数リアクションが配布されていたようです。で、本文中のサイコキャヴァリアーパイロットさんも個別だったとか。スケールが違う(何
リアクションの後半部分、最終楽章「ユニヴァース・エンド」は、キャラクターの口調以外共通だったようです。
彼女たちは『導く者』になりました。


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